2009年09月05日

民主新人「センセイ修業」スーツ選びも先輩指導

 公示3日前に候補になったフリーター、27歳の電力会社社員、米国で働いていた眼科医……。

 衆院選で308議席を獲得して大勝した民主党。このうち初当選した143人の中には政治経験の全くない人も目立ち、地元の先輩議員らによる指導が始まっている。16日には同党の鳩山由紀夫代表を新首相に選ぶ特別国会が召集されるため、党本部は新人向けの勉強会などの準備を急いでいる。

 衆院選4日後の3日昼、名古屋市内のデパートでは、民主党の谷岡郁子参院議員(55)が、一人の女性を連れ歩いていた。

 衆院選比例東海ブロックで、最後に当選を決めた磯谷香代子さん(43)。市民プロジェクトで知り合った谷岡議員に頼まれ、選挙直前の8月15日に比例候補に名を連ねるまでは、アルバイトや契約社員を転々とするフリーターだった。

 政治経験はゼロ。党本部は谷岡議員を教師役として指名。本格的な指導初日となった3日は、デパートで初登院用のスーツ2着を選ぶことから始めた。

 その後は、谷岡議員の案内で、地元国会議員へのあいさつ回り。最後は、国会の議事録、それに政府の特別会計など資料の束を手渡され、「読み込んで疑問点が出てきたら、相談して」と宿題も。党のマニフェストも改めて渡された。「わからないことだらけで、受験勉強よりもハード」と磯谷さん。特別国会まで上京予定はなく、谷岡議員の下で勉強を続けるという。

 同党の東海ブロックからは、8月26日に米国メリーランド州の勤務先から急きょ帰国して、衆院選に臨んだ眼科医の吉田統彦さん(34)も当選した。地元の愛知県議に付き添われ、あいさつ回りをこなすなど政治家修業に動き出した。

 同党幹部らは、当選者の半分近くが新人という事態に「当面は、地元にいてもらうしかない」との認識だという。党本部からは、地元であいさつ回りや街頭での「つじ立ち」を徹底するようにと指示が出ている。しかし、その後の教育や処遇については未定で、あるベテラン議員は「しっかり教育をしたいが、我々にその余裕があるかどうか」と不安を隠さなかった。

 同党大阪府連は5日、新人議員10人を集め、研修会を開いた。講師役は尾立源幸参院議員(45)。「みなさんの一挙一動が国民から注目されている。自らを律して公人として振る舞ってほしい」と心構えを説いた。研修に先立っては、新政権の官房長官に内定した平野博文衆院議員(60)が「スキャンダルのネタは作らないように」と注意を促した。

 同党には今回、当選した候補のうち最年少者もいる。比例近畿ブロックで議席を得た松岡広隆さん(27)。関西電力で法人営業を担当していたが、学生時代に選挙を手伝った民主党の室井邦彦参院議員(62)の推薦で比例候補になった。今後は同社を休職して、政治の世界に足を踏み入れる。秘書の選び方などを指導している室井議員は「テングになってはいけない」と忠告したという。
(9月5日 産経新聞)
posted by マヨネぇーゼ at 16:35| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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